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Clinical Cases 症例報告

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※手術の写真を掲載しておりますので、
苦手な方はご注意ください。

チョコレート中毒

今回は誤食に関しての記事になります。 チョコレート、甘くて美味しいので味としてはわんちゃんも猫ちゃんも好きかもしれません
しかしチョコレートには、テオブロミンという成分がたくさん入っており、中には中毒を起こして死亡する事例もある、わんちゃん猫ちゃん達にとって危険性のある食べ物です。

今回の症例は、海外のちょっと良いチョコレートを食べてしまいました。日本のミルクチョコレート程度ですと板チョコ1枚食べてしまっても重篤な中毒を起こすことは少ないと考えられます。今回のチョコレートはカカオの含有量が比較的に高く、わんちゃんが食べた量としても中毒症状を呈する可能性が高い量でした。

そこで、少しかわいそうではありますが、催吐剤というものを使用して胃の中のご飯と一緒に食べてしまったチョコレートを吐き出させる処置をいたしました。今回は無事全ての胃の内容を嘔吐し、その後もわんちゃんは元気にしていましたので幸い中毒症状は発症せず未然に防げる形となりました。

この吐かせる処置は、他にも食べ物ではない異物(金属、プラスチック、骨、ビニールなどなど)を吐かせたりすることで、腸閉塞などを予防します。

今回は無事に吐かせて問題なしでしたが、他にわんちゃんが摂食すると危険なものはまだまだあったりします。(風邪薬やレーズン、玉ねぎなどが有名ですね)万が一飲み込んでしまった場合は近所の動物病院へ駆け込んですぐに処置するのが大事です。もちろん食べさせないのが一番良いのですが、留守にしている間の盗み食いなど、完全に対策できないこともありますよね。

執筆担当:獣医師 井口
動物医療センター目黒中央トップページ
東京都目黒区鷹番1-1-20
TEL:03-6412-8303