※手術の写真を掲載しておりますので、
苦手な方はご注意ください。
自宅にわんちゃん猫ちゃんを迎え入れたら、まず最初にやること、、、みなさんわかりますか??
もちろん最初は自宅に慣れてもらうのが一番ですが、初めて動物を迎え入れると心配ですよね。
ご飯を食べてくれなかったり、おしっこうんちが出ないだけで心配になりますよね。自分もそうでした、、、
引き取った保護猫が排尿しないということで、迎え入れたその日動物病院へ電話をしたことを覚えています。
ということで、子犬や子猫を迎え入れたら、飼い主として何をするのが良いのか自分の考えを書いていきます。
①慣れないうちは食事をしないと言っても、食べないと子犬子猫はすぐにエネルギー切れを起こします。ある程度成長して1歳に近ければ1日食べなくても問題ないですが、体が小さいうちは食べないと低血糖など非常に危険な状況となってしまうこともあります。なのでまずは食事を食べるかを確認しましょう
②続いて排泄ですが、3〜4ヶ月くらいでしたら、自力で排泄できます。こちらも1日でない状況はおかしいため、病院へ問い合わせしましょう。
③予防の実施状況、ウイルスチェック
犬でも猫でもペットショップなどのたくさんの犬猫がいる環境では、ウイルスなどの感染症が蔓延する可能性があります。迎える際には予防の状況(次回に実施する予防、現在の感染などがないことの確認)などはしておきましょう。以下に代表的な感染症と予防についてまとめます

・犬の代表的な感染症
ウイルス疾患は主に子犬が感染することが多く、わんちゃんを飼い始めの方は注意が必要です。
◯ジステンパーウイルス:ジステンパーは子犬や免疫力の低下した犬に重篤な神経症状や消化器症状を引き起こします。初期症状としては発熱や咳、鼻水などが挙げられます。
◯パルボウイルス:感染力が非常に高く、嘔吐下痢発熱から始まり、重篤な場合には汎白血球減少症から亡くなるケースもある恐ろしい感染症です。
◯犬伝染性肝炎:アデノウイルスによる感染症で、発熱や腹痛、嘔吐、から、重症化すると肝炎を起こし黄疸などの症状が現れます。
・猫の代表的な感染症
猫も子猫の時に感染することが多いですが、多頭飼育や屋外に出てしまう猫などは特に注意が必要と言われております。
◯猫ウイルス性鼻気管炎(FVR):ヘルペスウイルスによる感染症を指すことが多く、くしゃみ、鼻水、発熱、食欲不振が現れます。一度感染すると猫の体調の悪化時などに再発することが多いのと、多頭飼育で感染が広がりやすいウイルスです。
◯猫免疫不全ウイルス(FIV):猫エイズと呼ばれる感染症で、屋外に出る猫が猫同士の喧嘩の際、咬み傷などにより感染します。発症しない場合には無症状キャリアとなりますが、発症した場合には他の感染症にかかりやすくなったり、腫瘍が発生したりします。
◯猫白血病ウイルス(FelV):こちらも猫同士の接触や唾液などにより感染するウイルスで、貧血や免疫低下、また腫瘍の発生を高めます。FIVと一緒に検査するキットがあるため新しく猫を迎える場合には検査が必要です。

さて、犬猫を迎え入れたらに戻ります。
④かかりつけ医を探しておく
予防接種、フィラリアの検査と予防、健康診断などかかりつけの獣医さんを探しておくのは結構大切かもしれません。万が一の際に信頼できる慣れた病院があるということはとても安心できると思います。
当院はグループ病院の1院で高度医療も実施しますが、予防も実施しております。
また避妊手術去勢手術などの予防外科にも力を入れており、一般病院では実施することが難しい腹腔鏡を使用しての避妊手術も実施できます。
痛みの少ない手術、入院不要な手術、現在はたくさんの選択肢があります。手術はおそらく一生に一度となります。新しい家族に最善の選択ができるようお手伝いできればと思います。